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ヴァーチューズ 自制心 Self-discipline 反応的な感情を超えて

人は、理屈より感情で動く動物。ですが、その感情も捉えどころ無く変わります。このカードに書かれているように、「感情」はまさに「風に舞う木の葉」。しかも風(刺激)はあちこちから吹いてきますよね、、、。

心で生まれる感情は色々あります。

刺激によって起きる感情は、瞬間的に生まれてしまいます。それは、どんなに精神修行を積んでも抗えないものでしょう。その感情は、まさに反応です。

でも、困難に打ち勝って物事を成し遂げたり、誰も味方がいなくても孤軍奮闘信じる道を行くような時、真の原動力となってくれるのも熱い感情だったりします。それは自分の軸に一番近いところに宿る感情でしょう。

反応は起きてしまうもの、、、。
でも、反応によらない、行動を選択することは可能です。

反応、という感情を「自制心」という美徳でうまくいなして、本来の自分が軸だと感じる感情を呼び起こせたら、どうでしょう?
軸をぶらさない行動を選択ができるかもしれません。

感情は、「自制心」という美徳を発揮させると、反応から意志へと、成長の階段を上るのかもしれません。

東洋哲学的に見ると、反応に寄らずに発言や行動を選ぶには、色々な徳の力が関係します。

決めたことや言ったことを、状況や自己内反応にかかわらず、やり遂げようとする「義徳」。
反応的に無愛想になったり、言葉が荒くなったりしない「礼徳」。
そういう人は、信頼されるので、結果「信徳」を増すことにもつながるでしょう。

反応に揺さぶられ、「自制心」を取り戻したいとき、、、。

深呼吸!!それと、スマイル!!
深呼吸と笑顔が、反応から自分を救ってくれたこと、私には何回もあります。(^^)

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