田代三喜翁(古河公方 足利氏侍医)の木像が撫で仏になりました。
江戸時代の医書『本朝医談』に「古来名医多かれど、像祀するは昔時鑑真、近世にては三喜也」とある。医師の木造が作られたのは、古くは奈良唐招提寺の鑑真和上像であり、三喜の像はこれにならぶものとしている。
平成30年(2018)11月17日、健康祈願・学業成就祈願の撫で仏として石仏と六角堂が完成した。自分が患っているところの像の部分をなで、その手で患部をなでると病気が治るという。また、医療関係の合格祈願に特にご利益が期待できる。(茨城新聞 2018年11月22日朝刊)
<解説>
医学の祖、田代三喜(たしろさんき:室町時代)翁の木像が一向寺にあったことから、同サイズの石仏と六角堂を寄進させて頂いた。祈祷中心だった時代に薬草や西洋医学などを取り入れ、宗教と医学を分けた偉人として、また、医学生を教えるのは教授ではなく医者であるという、教育の基礎を創った近代医学の祖として、弟子の曲直瀬道三(まなせどうさん)と共に医聖と呼ばれ、鑑真と並び称される偉人の一人となった。
御朱印(二種)と、カードサイズ御守(三種)も用意され、健康御守・学業成就(医学)・学業成就(一般)とある。文字は、開山者である一向上人の自筆。先進的な偉人のエネルギーを浴びに伺って欲しい。
☆一向寺 (古河市)田代三喜なで仏紹介動画
(古河ケーブルテレビ取材・放映動画)
☆田代三喜 医聖殿 六角堂 (観光案内別動画)
本家 長塚建築設計事務所 創業100周年記念制作
黒 学業成就・赤 健康御守・金 医学業成就
一向上人の自筆
田代三喜翁
一向上人
☆古河ライオンズクラブ結成50周年記念事業の一つ、田代三喜顕彰碑も完成した。(書:髙橋政夫氏)
☆長塚建築設計事務所創業100周年記念 代表 長塚 威
☆株式会社ナガツカ創業60周年記念 取締役社長 長塚孝之・取締役専務 長塚徳江
☆古河ライオンズクラブ
第51代会長 L長塚孝之・幹事 L長塚 威・実行委員長 L髙橋政夫(題字)